パソコンスキルをアップしてパソコン出来る人は仕事できる人
求人票「Word・Excel必須」の程度
「Word・Excel必須」と書かれてある求人票をよく見ますが、どのくらいできればいいのでしょう?
具体的に求められるスキルの高さは、会社や仕事の内容によって異なります。
パソコンはまともに使えないのに口先だけの方をお断りするためと、記載されている企業もあります。
最低限の必要スキルは、一般的には次のことぐらいになるかと思います。
- パソコンの立ち上げ・終了ができる
- 各アプリケーションソフトの起動ができる
- キーボードによる文字入力、マウスでのクリック・ドラッグができる
- Wordで文章を入力し、別名で保存と印刷ができる
- Excelに数字を入力し、列行単位で合計が出せ、なおかつ数式を設定してあるセルを壊さない
つまり「こことここに入力」という指示を守ることができれば、問題ないことになりま。
しかし、タイピングが早い人と遅い人、WordやExcelのいろいろな機能を使える人と使えない人とでは、パソコン作業にかかる時間が全く異なってきます。
つまり、「パソコンがとりあえず使える=効率の悪い人」「パソコンを使いこなせる=効率の良い人」となってきます。
パソコン出来る人=仕事できる人
「効率が悪い、もっと早く処理したい」と感じることはありませんか?
どんな仕事でもムダは数多くありますが、どうしたら良いかと考え、対応してくことは難しく時間のかかるものです。
そのため、現状のままで良いと、仕事に追われる日々を送られている方も多いようです。
以前私の勤めていた会社で、データをExcelでまとめる作業がありました。
四則計算程度しか使えなかった担当者は、毎回コピーと貼付けを繰り返し1時間以上かけて行い、間違いも度々見られました。
見かねた私は、関数とマクロを使用したテンプレートを作成し担当者に使わせたのですが、2~3分で作業を終わらせ間違いもなくなりました。
その後、担当者は関数やマクロのスキルを身に付け、仕事を早く確実に行えるようになり残業もかなり少なくなっていきました。
このように仕事を効率良く処理できるかできないかは、パソコンを使いこなせるかこなせないかになるケースが多くあります。
またExcelの関数やマクロのスキルは論理的に考えることが必要になってきます。
パソコンでの処理に限らず、いろいろな事を論理的に考えられるようになっていきます。
仕事で何らかの問題が発生した場合などは、原因追究と対策を、論理的に考える事ができるようになります。
多くの企業で、いろいろな問題が発生しますが、問題解決出来るか出来ないかは、物事を順序立てて論理的に考えられるかになります。
つまり、「パソコン出来る人=仕事できる人」です。
まとめ
本来仕事パソコンを使用する目的は、効率化させるために使う道具です。
休み時間に、インターネットやゲームをするための道具ではありません。
パソコン出来るようになって、ラクして早く仕事を楽しみたいものです。